ランディングページができ上がるまでの流れ

実際にランディングぺージの制作を依頼するにあたって、どのような手順を踏むかを説明しよう。どのランディングページ制作会社でも、ほほ同様。広告代理店が間に入っている場合でも、基本的な項目は変わらないだろう。制作者との直接の打ち合わせになるか、広告代理店の担当者との打ち合わせになるかの違いである。

ただし、この段取りはあくまでも基本的なケースなので、順番が前後するなど多少変わることもある。この順番を記憶する必要もない。どんな順番で何が行われるかを概ね把握し、余裕を持って交渉に臨むための手助けにするのがベストだ。たとえば、最初に見積りを出す段階で、どこまでの料金を含むかの目安にすると、予想外の出費を防ぐことができる。

ざっと流れを紹介すると、「?電話等で制作の打診」→「?打ち合わせ(相談)」→「?提案」→「?見積もり」→「?発注」→「?素材提出」→「?数回のすり合わせ」→「?完成」→「?サーバーへ登録」→「?メンテナンス」となる。

最初に行うのが「電話等で制作の打診」。電話をかけるなどして、ランディングページを作ってほしい旨を打診しよう。
引き受けてくれたら、「打ち合わせ(相談)」。基本的には面会しての打ち合わせが適切だ。この時点で、作りたいランディングページのイメージがある程度伝わることが肝心。これまでに制作したチラシやパンプレット、または、広告に出したい商品そのものを持参すると話が早い。

予算がある場合はこの段階で明示しておくこと。クリアにできない点があれば、打ち合わせを操り返したり、資料を郵送するなど、手元にある情報をできるかぎり制作者に伝えるとよい。

また、必ず掲載したい写真や情報があれば、チェックリストなどを制作して先方に渡し、漏れがないように気をつける。

そして、「制作者からの提案」。制作者からイメージの提案がある。具体的には、手書きのラフや画面イメージ、これまでに制作したサンプルだったりする。もちろん完成した姿は見えないが、完成したイメージが伝わってこなければ、何度でも詳細なイメージの提示を求めたほうがいい。

とくにチェックしたいのが、全体的なトーンや色使いなど。細かな文字のサイズやイラストの調整は修正も簡単だが、ページの階層などは、おいそれとは変更できないので注意したい。

提案と同時に「見積りのチェック」が必要となる。FAX等で見積書が送られてくるだろう。たとえば、「デザイン料5万円」のようなかたちでの提示にしかならないので注意したい。つまり、提案段階での意思の疎通がとれていないと、発注側と受注側で異なるイメージでの料金設定をしてしまうこともあるのだ。

提案の段階でとことん納得してイメージを理解し、できるかぎり書類のかたちで受け取っておくことが重要。その上で見積りを受け取って、発注を検討しよう。

いよいよ「発注」。正式な発注はここで行う。当然、この前の段階ならキャンセルできるので、数社に制作を依頼して一番コストパフォーマンスの高い会社を選ぶのもいい。

ただし、ランディングページ制作には、数字では見えないデザインやクリエイティブな質が伴う。自分の会社のイメージに合った提案をしてくれる制作者には、金額に変えられない価値があるのだ。

次に行うのが、「素材提出」。正式な発注後、写真やロゴなどの素材を提出する。基本的にはどれも返却されるが、大切なものはその旨をよく伝えておくとよい。また、どの位置にどの写真が入るかなどのチェックもきちんと行おう。

そして、「数回のすり合わせ」。制作するランディングページの規模にもよるが、ある程度でき上がった段階でチェックする。直しを入れる場合は、早い段階であるほどお互いのダメージが少ない。
また、直しを入れる場合、費用をどちらが持っか明確にしておく必要がある。制作ページを増やしたり、写真の点数を増やすなら発注側が費用を負担する(当然、サービスにしてくれと交渉するのはかまわない)。イメージが異なる、イラストの雰囲気が気に入らないといった場合は、あとでトラブルになる前にどちらが費用を負担するかを明確にしておこう。

デジタルデー夕なので、位置の移動、サイズの変更などは、基本的にはきわめて簡単にできる。これらは無料で直すのが前提だ。
気に入らないで直しを入れるにしても、具体的な指示が必要になる。「何となくつまらない」「メリハリがない」といった抽象的な指示をしても、制作者は直しようがない。「写真が小さすぎる」「全体に色使いが暗い」という、より具体的な指示なら先方もすぐに調整してくれるはずだ。

最後に、「完成」。お互いに納得すれば、ランディングページの完成だ。この時点で納品となるが、普通はMO(Magnetic Opticalの略。交換式記憶媒体の一種)などにデータを収録したものと、画面を印刷したものを納品してくれる。制作だけの依頼をした場合には、この段階で終了となる。
 

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