広告代理店に依頼するならコネを探す

 最近は、多くの広告代理店がランディングページでの広告展開に力を入れている。ただし大前提として、大手と言われる広告代理店は、基本的には規模の大きな仕事しかしていない。予算数十万の仕事に大手代理店が営業マンを派遣して、プレゼンテーションをすることは稀である。
 だいたいの目安を考えてみると、大手広告代理店で数百万円以上の広告費が最低予算だろう。これはあくまでも目安で、もっと少ない予算でも真剣に対応してくれる会社もある。代理店との取引は営業マンとの個人的な付き合いのような部分も多い。意外に古めかしい世界なのだ。
 一番確実に、しかも、いい代理店を探すのは、「コネのある人を捜す」ことである。つまり、規模が大きく実力がある代理店と取引するのもいいが、心底力になってくれる担当者を見つけ出せれば、代理店の規模などはあまり関係ない。
 代理店は星の数ほどあるので、分野や取扱金額によって棲み分けがある。だが、アドバイスをしてくれる人を捜しておくと心強い味方になる。
 確実なのは、親戚から取引先まであらゆる人に、「代理店のいい担当者を紹介してくれ」と触れて回る方法だ。そのうち、知り合いの知り合いというかたちででも引っかかりが生じてくるに違いない。
 今回は、広告代理店のモデルケースとして、「○○広告杜」と「××社」におもに料金に関する話を取材した。
 ○○広告杜から紹介しよう。「ソフト開発局マルチメディア室」という部署が、基本的な窓口になっている。スタッフは役員を含めて5人。
「窓口は我々のセクションになっておりますが、ランディングページの作成などに関しては、各部署で直接お客様とやり取りして決めるケースが多くなります」と、ソフト開発局マルチメディア室の部次長。
 現時点では、インターネット広告は、全取扱のうちの数パーセントにすぎない。基本的には、「ほかの媒体でも広告を展開しているクライアントが一緒にインターネットもやってみたい」というようなスタンスだ。もちろん、今後はさらに力を入れていく意向であり、他社との提携も含めて検討しているところだという。
「インターネートに興味のあるスタッフは知識を持っておりますが、現場の仕事に追われてそこまで手の回らない者もおります。当社の場合、いまのところ、全社員がデスク上でインターネットを見られる環境にはなっていないという問題もあります。杜内LANの体制を整えている段階ですので、近い将来には完全に見ることができるとは思いますが……。現状では、ニーズがあった段階で詳しい者が説明にうかがうということになります」
 ほかの代理店でも同様の方法を取るところが多かった。もちろん、すべての営業マンにインターネットに関するふんだんな知識を持っていることを求めるのは酷。これだけ進歩の速い媒体なら致し方ないだろう。これは○○広告社にかぎったことではなく、多くの広告代理店に共通して言えることだ。

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